小さい頃の読み聞かせは子供にとって、とても重要です。まだ何も知らない赤ちゃんがいろいろなことを知るようになっていき、親との語りかけ、触れ合い、会話の時間にもなりいいことづくしです。
多くの教育本や学者、経験者が読み聞かせの重要性を訴えています。公文幼児教育の標語でもでも「歌二百 読み聞かせ一万 賢い子」と言われており、読み聞かせ10000回を目指す親も多いそうです。
親の私が本好きなこともあり、実家から持ってきた昔の絵本を含めて、家には子供が生まれる前から何十冊も用意していました。
といっても月齢的にまだ早すぎる絵本もあり、月齢にあっていても実際読んでみると興味を持ったり持たなかったりと好みもあるようです。
そんな中、0歳の赤ちゃんに人気で、我が家で実際に子供が喜んで読んでいる絵本をご紹介します!
生後5・6・7ヶ月頃におすすめの初めての絵本【感想】
歌ったり絵本を見せたりというのは、生後2ヶ月くらいからすでに始めていましたが、まだあまり目が見えていないこともあり、実際目で追うような反応が出てきたのはもう少し先でした。
首が座り、縦向きで抱っこして絵本が読める体勢になる頃が読み聞かせを始めるのにベストかなといった印象です。そんな生後5、6ヶ月頃から読み始めた絵本と感想がこちらになります。
しましまぐるぐる、あかあかくろくろ、ぶんぶんきいろ
「しましまぐるぐる」は生まれて間もない赤ちゃんでも見やすい原色を効果的に使ったシンプルでわかりやすい絵本です。ボードブックなのでちょっとした持ち運びにも便利。赤ちゃんでもめくりやすいページ、楽しい言葉の繰り返しと初めての絵本に最適です。
しましまぐるぐるはど定番で、ベビーカーにつけたりおもちゃ代わりにもできる布絵本も人気があります。
同じシリーズの「あかあかくろくろ」や「ぶんぶんきいろ」もとても目を引きやすい色使いになっています。
だるまさんシリーズ
「だるまさんが」から始まるだるまさんシリーズ三部作のセットも赤ちゃんにとても人気の絵本です。一作目が気に入ったら次の「だるまさんの」や「だるまさんと」もきっと気に入ってくれると思います。さすがに泣き止むことはないですが、月齢の低い時からじーっと見てお話を聞いてくれます。だるまさん赤いから目に止まりやすいのかもしれません。
じゃあじゃあびりびり
「じゃあじゃあびりびり」は子供が一時期とくにはまっていた絵本です。はじめは図書館でなんとなく手にとって借りてきて読んだところ、子供がとても気に入っていたので、購入しました。シンプルな絵にそれに対応する名前とオノマトペが書かれていて、外に出た時や実際にそれを使った時(掃除機やふみきり、水の音など)にその言葉を使ってみると喜びます。小さくて持ち運びにとても便利なため、よくお出かけに持っていきます。600円代とお値段も手頃で、まず間違いのない絵本の一つです。
やさいさん
「やさいさん」は絵がちょっとこわいかもと思っていたけれど、実際読んだら子供がとっても気に入ってくれた絵本の一つです。やさいさん やさいさん だあれ?の掛け声とともに絵本のページを上に開くとやさいさんが出てくる、しかけ絵本です。気になるからか子供がすぐページをめくろうとし、自分自身でページをめくったり上に開けるようになって感動しました。
生後8・9ヶ月頃に反応があったおすすめの絵本【感想】
腰も座って、ページもめくれるようになってくると、今まで以上に絵本への集中力も増えてきます。絵を見て興奮したり、あるページになると決まって声を出したり、親の私も今まで以上に読みきかせをすることがとても楽しくなってきました。
「じゃあじゃあびりびり」や、「しましまぐるぐる」などボードブックになっている頑丈な絵本は自分でめくって見ることができるので、この時期にも引き続きとてもおすすめの絵本です。
いないいないばあ
1967年に発売され、すでに60年以上に渡って読み継がれているロングセラーの絵本がこの「いないいないばあ」です。赤ちゃんみんなが好きないないいないばぁに合わせて色んな動物が出てきます。いないいないばあを喜ぶようになる月齢からとくにおすすめの絵本です。
くつくつあるけシリーズ
「くつくつあるけ」は私が子供の頃から親に読んでもらっていた絵本で、こちらも発行からすでに30年も経っている長年愛されている絵本の一つです。くつがぴょーんと飛ぶのに合わせて一緒に膝の上からジャンプさせたり、動きを取り入れて楽しく読むことができます。
これ以外にも「おつきさまこんばんは」、「きゅっきゅっきゅ」、「おててがでたよ」の3冊がシリーズで出ており、どれも短めながら可愛らしい絵と色鮮やかな色彩で楽しめる絵本シリーズです。絵本のセットを買うことに迷ったら、まずこれをお勧めしたい名作の絵本たちです。
がたんごとんがたんごとん
「がたんごとんがたんごとん」は図書館に行った際、おすすめの赤ちゃん絵本として紹介されていたので買ってみた絵本です。おすすめされていただけあり、シンプルながらとてもいい絵本で、膝の上でがたんごとんと子供を揺らしながら読んであげると喜びます。
この絵本が気に入ったお子さんは、同じシリーズで「がたんごとんがたんごとんざぶんざぶん」もあるので、ざぶんざぶんと波の音に合わせてさらに楽しめます。
生後10ヶ月頃からおすすめの絵本【感想】
この頃になると読んで欲しい本を自分で渡してきたり、もう一度読んで欲しいと要求してきたりするようになります!
毎回2回以上、場合によっては5回くらい読むのは骨が折れますが、真剣に楽しそうに絵本をじっくり見て読み聞かせを聞いてくれているのを見るとまたがんばれます。笑
2歳児向けの本だったり、ストーリーがしっかりある物も、まだ内容は理解していないと思いますが、絵が綺麗だったり言葉が面白いと読みたがります。0歳児でも少し難し目の本を読み始めるようになったのはこの頃からです。
この3冊は子供がとくにお気に入りで何度もなんども繰り返し読んでいます。
しろくまちゃんのホットケーキ
「しろくまちゃんのホットケーキ」は大ベストセラーでご存知の方も多いはず。人気のこぐまちゃんシリーズの一つで、しろくまちゃんがホットケーキを作るお話です。
0歳だとまだ話は理解できてはいないと思いますが、途中に出てくるホットケーキ作りのページにものすごく夢中で、何度もここだけ読んで欲しがります。ホットケーキが焼ける擬音語がいろいろ出てきて、言葉を聞くのもホットケーキの絵を見るのも楽しいようです。子供がもう少し大きくなったら、絵本を見ながら一緒にホットケーキを作ってみるのも楽しそうだなと思えます。
はらぺこあおむし
「はらぺこあおむし」はエリックカールの名作しかけ絵本。子供に大人気の絵本で、私が子供の頃も大好きでした。0歳にとってはそこそこ話が長いのですが、絵が色鮮やかで綺麗なためか、じーっと見てお話を聞いてくれます。一人でよく本を開いたり、指差したり、穴に手を入れたりとかなり楽しんでいます。
この絵本は幼稚園くらいまで十分に楽しめそうなので、早めに買っておいても長く読めそうで気に入っています。
わにわにのお風呂
「わにわにのお風呂」は子供が生まれて初めて知ったのですが、結構リアルな感じのワニがお風呂に入るお話です。我が子はなぜか一番この絵本がお気に入りで、リクエスト回数もかなり多いです。毎日のようにこの絵本を読んでいると、あるページで必ず声を発するようになりました。
読んでみるとオノマトペも多く赤ちゃんでも楽しめる工夫がたくさんあります。0歳のナンバーワン絵本を決めるなら、我が家ではこの「わにわにのお風呂」に決定です。わにわにのシリーズで色々出版されているので、ちょっとずつ揃えている最中です。
たまごのあかちゃん
「たまごのあかちゃん」は親の私が一番好きな絵本。子供も大好きで、よく読んでとせがんできます。たまごの中からだれが出てくるかなぁと予想しながら読むことができ、ちょっととぼけた感じの動物の赤ちゃんたちがとっても可愛い楽しい絵本です。
自然と卵から生まれる生物とそうじゃないものが少しわかるかも。なんて思っています。笑
まとめ
今回は我が家でもよく読み聞かせている絵本10冊をご紹介しました!
子供がハイハイができるようになると、絵本の棚に向かって突進するようになり、いつのまにか絵本を大量に引っ張り出していつも遊んでいます。本を引っ張り出したあとはいろんな本をとりあえず開いたりと、本に対する興味がとてもあるようです。
せっかくなので本好きになって欲しいなぁと思っているので、これからも興味を持ち続けてくれると嬉しいなと感じています。
最近は毎日の読み聞かせによって言葉への反応のバリエーションが増えました。小さい頃から読み聞かせをたくさんしていてよかったと実感しています。
番外編として絵本以外に図鑑もオススメです。我が家では「はじめてのずかん555」という図鑑を読んでいます。子供に渡したところ、おもちゃのように一人で開いて眺めています。
英語も表記してあり、一冊からいろいろな知識を学べます。一緒に指差して名前を言いながら図鑑を見たりと何年も楽しむことができるのに、値段は1,000円程とコスパも抜群!ボードブックで耐水性もあり頑丈なので、とっても便利でおすすめのおもちゃです!
買うものに迷ったらとりあえず図鑑を買ってみるといいかもしれません。
ぜひ素晴らしい絵本と大切な時間を赤ちゃんと過ごしてください!