今まで全く運動をする習慣のなかった私ですが、ダイエットのため、この半年間ジムに入会して通っていました。
ジムに通おう!と一念発起してから、折込チラシとインターネットで情報をしっかり集めたのち、そのままの勢いで入会。そこまでは良かったのですが、第一の難関が私を襲います。
それは、ジムで何をしたらいいんだろう…ということ。
そう、ジムの作法が全くわからない!
どんなことがわからなかったのか?とくに作法なんて実際はなかったのですが、暗黙の了解のようなことは多々あります。そんなことをつらつらと書いていきたいと思います。
トレーニングスペースでの緊張
初めてジムのトレーニングスペースに行くと、そこにいる人は老若男女、みんな常連で慣れているように見えてきます。
スタッフと親しげに話すおじさん、ジム友とレッスンに参加するおばさんたち、端の方のガチ筋トレコーナーみたいな場所で、ものすごい音と筋肉を見せつけるようにトレーニングするお兄さん、なんかおしゃれなウェアを着た細いお姉さん…….
完全に圧倒されました。
慣れるとなんてことない風景も、ぺーぺーの初心者には恐ろしく映ることもあるものです。
入会初日は、私のような初心者に対して、非常にありがたいオリエンテーションのようなものがあり、スタッフの方に説明されるがまま、なんとか30分程運動もどきをして終了。
そそくさとこの場所から去りました。
2回目もかなり緊張をしてやってきた私。
誰も見てないのに、一挙一動見られているような気がして、慣れてるふりをして1番使い方が簡単っぽい走るための機会です。ベルトコンベヤーみたいなのがぐるぐるして、とくに難しいことはなさそう。
このジムにある走るためのトレーニングマシンは、トレッドミルと言います。またの名を、ルームランナー、ランニングマシン。
これ意外と使い方がわかりにくかったです。まず、起動するときに押すボタンがわからないんですよね。
正解はクイックスタート(Quick Start)を押すこと。
他の画面がついているマシンも、基本はクイックスタートと覚えておくとちょっと安心です。これ以外に色々設定できる機能もついているのですが、初心者は慌ててしまうことが多いと思います。まずはクイックスタートではじめてみてから、速度調節のみ行ってみましょう。
慣れてくれば操作も落ち着いて色々と試してみることができるので、最初はクイックスタートからをおすすめします。
ジムの更衣室での作法
そして最大の難関が目の前に立ちふさがります。
それは…..
更衣室
え、ここ着替えるだけでしょ?
そんな疑問の声が聞こえてくるようですが
私が通っていたジムは、シャワーと大浴場も併設されていたので、一度脱衣所でウェアを脱いで、シャワーへと向かわなければなりません。
私が疑問に思ったのは、どこで服を脱ぐのかということ。
ロッカーのある場所、ここは脱衣所でもあります。しかしシャワーや大浴場にたどり着くまでには、髪を乾かす洗面所コーナーを抜けるというミッションが。おおよそ15メートルの道のりです。ここを何も着ずに歩いて行くのはさすがにはばかられます。しかし下着で歩くのもまた微妙な雰囲気。服を着ていけば恥ずかしくはないものの、服を置く場所はおそらくお風呂周りにはなさそう…というか濡れます。
残念なことに、スタッフはロッカールームに常駐していませんでした。いたとしても、さすがに何を着て浴場まで行くのか、と尋ねることはできなかったでしょう…
さらに運悪く、この時はあまり人がいない時間帯。浴場へ向かう人が見当たりません。
だからといって、あまり長時間ロッカールームでうろうろするわけにも行かず、最終手段。ロッカーの中を整理しているふりをして、次にお風呂へ向かう誰かの真似をする作戦決行です。
…………………………
……………….
………
5分以上経過して、もう無我の境地へと達しそうな時。
いたっ!!!
運動を終えてシャワーへ向かう人を発見!
はい。その人はタオルを体に巻きつけて、シャワーへと向かっていました。
私も真似をして向かってみると、浴場内と外にタオルや色々なものが置ける小さな棚が併設されていました。
そこにタオルを置き、シャワーに入り、そしてそのタオルで体を拭き、体に巻きつけてロッカーへと戻ってくる。このサイクルで完璧です。(当たり前ですが…)
まとめ
ジムの更衣室での振る舞いは1度体験すればもう大丈夫。次にジムへと来た時には常連のような顔をして、タオルを巻きつけ更衣室を闊歩することができました。
ちなみに初日のタオルは大きさが少し足りなく歩きづらかったので、もう少し大きめのものを後から購入。
もしこれからジムに通おう!と思っている人がいたら、大きめの小学校のプールで使ったようなタオルを準備してからジムへ行くことをおすすめします!