こんにちは。以前はスマホ・SNS依存ぎみだったナマコです。
SNS疲れとは、その名の通りSNSを使い過ぎたり、見過ぎたりして、心身に不調やストレスを感じることです。SNSは便利で楽しいものですが、使い方によっては逆効果になることもあります。
では、なぜSNS疲れが起こるのでしょうか?
そして、どうすれば解消できるのでしょうか?
SNSにかなり疲れ気味だった数年前の私自身の経験を元に、SNSとスマホ依存を脱却するために実際行ったことなどをご紹介したいと思います。
この記事ではこんなことを書いています。
- SNS疲れの原因
- SNS疲れを解消するための方法
- 実際にSNS・スマホ依存から脱却できてどうなったか
SNS疲れに悩んでいる方や、スマホ依存をもうやめたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください!
SNS疲れの原因とは
SNS疲れを引き起こす原因は人それぞれですが、一般的によくあるものを以下に挙げます。
SNS疲れを引き起こす原因
- 他人と比較して劣等感や焦りを感じる
- 自分の投稿やコメントに対する反応が気になってしまう
- SNS上でトラブルや誹謗中傷に巻き込まれる
- SNSから目が離せなくなって睡眠不足や集中力低下を招く
- SNS以外のリアルな人間関係や生活がおろそかになる
- SNS上で見せられる自分と本当の自分とのギャップに苦しむ
- SNS上で情報過多や偏った情報に触れてストレスを感じる
これらの原因はどれも自分自身や他人との関係性に関わっています。SNSはコミュニケーションツールですから、当然他人と比較したり影響されたりすることはあります。
しかし、それが過度になってしまうと、自分の心理的バランスが崩れてしまいます。
SNS疲れについて私自身の経験
私も以前はSNS(Facebookやツイッター、インスタグラム)でリアルな知人や友人と繋がっていました。
しかし自分の投稿につくいいねの数やコメントがとても気になり、一回投稿すると何度も見に行ってしまったり、前回いいねくれた人が今回は押してくれてないなと思ってしまったり…
今にして思うと極めてどうでもいいことですが、SNSにはまってた当時は頭の大部分がその思考で占められていました。
また、もっとたくさんコメントやいいねがつく人や、幸せそうな投稿・仕事の成功に関する投稿を見ると、自分と比べて僻んでしまうことも多々ありました。
いいねの数やコメントや人の生活なんて、実際の私に何も関係のないことのはずなのに、その狭い世界のたった1つの事柄に心が縛り付けられていたような気がします。
それが日々ストレスで、でも見るのもやめられなくて、この人にはいいねしなきゃとか、この人はしなくていいや、なんて人の投稿を選別するのにも非常に疲れていました。(今にして思うと、人の投稿を見る必要も反応する必要も全くありませんでした笑)
SNS疲れを解消するため実際に効果のあった5つの方法
では、どうすればSNS疲れを解消できるのでしょうか?
実際に私自身が効果のあった5つの方法についてご紹介します。少しでもSNS疲れのしている人の助けになると嬉しいです。
1. 他人と比較しないように意識する
SNS疲れの原因のトップは、自分と他人とを比較することです。
SNS上では多くの人々が自分の良い面や成功体験をアピールしています。
それを見て、「自分はダメだ」または「ああなりたい」と思ってしまうことはありませんか?しかし、それは本当に現実的な比較なのでしょうか?
実際には、
- 投稿されている内容はその人の一部分だけで全体像ではない
- 投稿されている内容は加工されたり、誇張されたりしている可能性がある
- 投稿されている内容は個人的な価値観や主観で書かれており客観的ではない
ということなどが起きます。
幸福なこと、成功体験、たくさんの友達など、切り取ったその投稿はとても羨ましく、華々しく見えるかもしれません。しかしその裏ではその人は毎日悲しいのかもしれないし、辛いことが起きているのかもしれません。
それは外から見てる私たちには決してわかりません。
私自身snsには不幸なこと、悲しいこと、辛いことなど一切書きませんでした。それ他の人も同じことです。
そして全く同じ立場でも条件でも環境でもない他人と自分とを比較しても意味がないし、自分の価値というものは他人と比べるものではありません。
自分の良いところや成長したところは認めてあげましょう。また、SNS上の人々は自分と同じように悩みや苦労を抱えているはずです。彼らも完璧ではないということを忘れないようにしましょう。
2. SNSでの反応に一喜一憂しないようにする
SNSでは、自分の投稿やコメントに対していいねや、アカウントのフォローやブロックなどの反応が得られます。それは嬉しいことですが、それに依存してしまうと、SNS疲れを招く可能性があります。
例えば、
- 反応が少なかったり、期待した反応が得られなかったりすると落ち込む
- 反応が多かったり、好意的な反応が得られたりすると舞い上がる
- 反応を見るために何度もSNSをチェックしてしまう
ということはありませんか?
私は実際にありました…
これらは、自分の感情や自己評価をSNSからの反応に左右されてしまっている証拠です。
しかし、SNSからの反応は投稿されたタイミングによっても変わります。たまたま見てないこともあるし、その逆も然りです。
SNSの投稿やアカウントを自分自身とあまりに重ねすぎてしまうことも危険です。SNSからの反応は投稿者本人に対する評価ではなく投稿内容に対する自分おたった一部の評価であることも気づくべきです。
つまり、SNSからの反応は自分自身の価値を測るものではありませんし、それに一喜一憂する必要はありません。
SNSの反応が気になりすぎるくらいなら、楽しい思い出、幸せな思い出はむしろ投稿しないで心にしまっていた方がいいような気がします。せっかくのいい思い出をSNSの反応が少ないなんて理由で、ネガティブな記憶に変えてしまうのはもったいないです。
3. SNS上でトラブルや誹謗中傷に巻き込まれないようにする
SNSでは、意見や感想を自由に発信できますが、それが原因でトラブルや誹謗中傷に巻き込まれることもあります。
例えば、
- 自分の意見や考え方に賛成しない人から批判されたり攻撃されたりする
- 自分以外の人間関係や出来事に関わってしまう
- 自分のプライバシーや個人情報が暴露されたり利用されたりする
気をつけていても人によっては巻き込まれてしまうこともあるでしょう。
また、自分自身は炎上したり、攻撃されていなくても、他人が攻撃されていることを見ることもよくあります。
それもなんとなく心にネガティブな情報を入れてしまい、SNS疲れに繋がっていきます。
- 自分の意見や考え方を発信する際は丁寧かつ客観的な言葉遣いを心掛ける
- 他人から批判されたり攻撃されたりした場合は無視したりブロックしたりする
- 自分以外の人間関係や出来事に関わらないように距離を置く
- ネガティブな情報をあえて目に触れないようにする
こんなことを心がけるだけで、ネガティブな話題からは少し距離を置いて、心安らかに過ごせる時間が増えていきます!
4. SNSの利用時間や頻度を減らす。
通勤・通学時間や待ち時間をはじめとするすきま時間や、朝起きてからや寝る直前など、ついついスマホを見てSNSを確認してしまうことはありませんか?
私自身寝る前は起きてすぐつい触ってニュースやトレンドをみたりしてしまっていたのですが、本来リラックスするべき時間にネガティブなニュースをみて気持ちが落ち込んでしまったりすることもよくありました。
せっかくのリラックスできる時間、スマホを触るのをやめて窓の外を眺めたり、ゆっくりお茶を飲んだり、本を読んだり勉強したりと、デジタルなものから離れるだけで、SNSからも距離を置くことができます。
SNSは四六時中見る必要は全くありません。
見なくたって自分の人生にも普段の生活にもほとんど影響はないはずです。
スクリーンタイムで普段自分がどれくらいSNSに時間を使っているか確認して見るのも客観的に自分を観察するいい方法です。
・こんな長い時間スマホを触っていたんだ…
・SNSをこんなに長い時間見ていたなんて。。
とびっくりすると思います。
朝ごはんや夜ご飯の時間はスマホを触らない!や、22時以降はスマホを別の部屋に置いておく。など、自分自身で守れそうな決まりを作って強制的に周りからスマホを排除することで、SNSの利用時間や頻度を減らすことができます。
いきなり全く見ないことは難しいですが、1日10分からでも始めてみると意外とすんなり離れられたりします。(実体験より)
ぜひ一度試してみてほしいです。
5. SNS以外の趣味やリラックスできることを見つける。
SNSに使っている時間はiphoneではスクリーンタイムで確認することができます。きっと1日に何時間も見ていることに愕然とするのではないでしょうか?
なんて無駄な時間を過ごしてしまったんだろう、この時間があればあんなことやこんなこともできたのに…と昔私は非常に後悔しました。
それを機に、今までスマホでSNSをだらだら見ていたその時間に、美味しいご飯やお菓子を作ったり、ゆっくり本や漫画を読んだり、映画を見てみたり、資格や語学の勉強をしたり、ペン習字をしてみたり、おいしいお茶とお菓子を食べたり…といろんなことをするようにしました。
ここに書いてみたのは実際に私が行ったことですが、このようなインドアな趣味以外にも、アウトドアな趣味の人はキャンプへ行ったり、友達と遊びに行ったり、カフェ巡りを楽しんだり、美術館へ行ったり…といった現実の世界での趣味やリラックス、楽しめることを充実させることがSNSから物理的にも離れられるいい方法なのではないかと思います。
そしてその充実した趣味の時間をSNSに登場させる必要は全くなく、自分や家族など周りの人にだけ話して楽しめばいいのです。
手っ取り早く家で気分を変える私のおすすめは、美しい写真の本を見る(読む)こと!コーヒーでもゆっくり飲みながら甘いものをつまんで、写真を眺めるだけでリラックスして旅行気分になれて最高です。
まとめ
SNS疲れを改善する方法はいくつもあります。
今回の記事をまとめたのが以下になります!
- SNSで比較しないように意識する
- SNSで見た情報に一喜一憂しないようにする
- SNS上でトラブルや誹謗中傷に巻き込まれないようにする
- SNSの利用時間や頻度を減らす
- SNS以外の趣味やリラックスできることを見つける
SNSはとても便利なツールですが、使い方によってはストレスや疲れを感じてしまうこともあります。
SNSは生活になくてはならないものではないはずです。
少しつづ距離を置いて、SNS疲れから脱却することで、きっとよりいい毎日を過ごせるようになります。
まずはおいしいお茶を飲んだり、本を読んだりするところから、少しづつ時間を減らしていけるといいかもしれません。
自分に合ったSNSとの付き合い方を見つけて、デジタルライフを健康的に楽しみましょう!